首こり・肩こり症状が高血圧の原因 - 心臓血管外科の解説付き
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首こりや肩こりは、一般的な症状ですが、さまざまな体調不良や病気の原因になることがあります。高血圧もその一例で、専門家の意見によれば、首こりや肩こりが血圧の上昇に関与している場合があります。本記事では、首こり・肩こりと高血圧の関連性やその解決策について、専門医の解説を交えながら詳しく紹介します。
首こり・肩こりとは
首こりや肩こりは、多くの人々が日常的に感じる不快感や痛みの症状です。この状態は、筋肉の緊張や血行不良が原因で、日常生活のストレスや姿勢の悪さが大きく関与しています。特に、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用によって、首や肩に大きな負担がかかり、症状が悪化することが多いです。
首こりや肩こりは、肩から首にかけての筋肉が硬くなり、血行が悪くなることで生じます。特に、現代の生活習慣ではパソコンやスマートフォンを使う時間が長く、頭部を前方に突き出した姿勢をとることが多く、この姿勢が肩や首の筋肉に負担をかけます。
首こり・肩こりの原因
首こりや肩こりの主な原因は、以下の通りです。
不良姿勢:デスクワークや長時間のスマホ利用は、頭が前方に出た不自然な姿勢を生み、首や肩に過剰な負荷を与えます。この姿勢は、筋肉を緊張させ、結果として痛みやこりを引き起こします。
ストレス:精神的なストレスが交感神経を活性化させ、筋肉を緊張させます。ストレスを感じると、肩が無意識に上がったり、首がこわばることがよくあります。
運動不足:運動不足により筋肉が弱くなり、血行が悪くなることで、首や肩に疲労が溜まりやすくなります。筋肉が硬くなると、血液の流れが阻害され、さらに痛みを引き起こします。
これらの要因が重なり合うことで、首こりや肩こりが慢性化し、血行不良や神経圧迫による頭痛やめまいといった症状も現れることがあります。
首こり・肩こりは生活習慣病
首こりや肩こりは、単なる一時的な痛みではなく、生活習慣病として考えることが重要です。特に、日常的な姿勢の悪さやストレスが原因で発症し、それが長期間続くことで、慢性化することが多いです。
生活習慣が悪いと、肩や首の筋肉が常に緊張状態に置かれ、血行不良が起こりやすくなります。血流が悪くなると、酸素や栄養が十分に供給されず、筋肉の回復が遅れ、こりや痛みが悪化します。さらに、こうした慢性的な筋肉の緊張は、交感神経の働きを活性化させ、血圧を上昇させることもあります。
毎日続けられるこり解消運動
首こりや肩こりを解消するためには、日常生活に無理なく取り入れられる運動が効果的です。以下のような簡単なストレッチやエクササイズを毎日続けることで、筋肉の緊張を緩め、血行を改善できます。
肩回し運動:座った状態で、すぐに始めることができます。約1分ほどの運動で首周り、肩周りの血流を改善します。ポイントは肘の方向を意識し肩を回すことです。できるだけ上に上げて、できるだけ後ろに下げるように、片方の肩ずつ回します。
詳細は動画をご覧ください。
https://youtu.be/q90bQxErK_s?si=AmMpSMgp4gUrrxIZ
首・肩まわりのストレッチ:元心臓血管外科医の村上院長によるストレッチ。大きく胸をはるストレッチをすることで、スマホやパソコンの仕様による巻き肩、猫背を解消させます。
詳細は動画をご覧ください。
https://youtu.be/hOzNQHFpF-Y?si=lcl7DQp1M31EUEdB
胸鎖乳突筋ストレッチ:首の前側を支える胸鎖乳突筋。首こり・肩こりの改善、頭痛や頭の重さの軽減につながるストレッチです。首周りのリンパの流れの促進にも利用できます。
https://youtu.be/HpjwN7M-JrQ?si=nXaWhErU55r4PuU5
これらの運動は短時間で行えるため、日々の生活に取り入れて、首や肩の負担を減らすことが可能です。特にデスクワークの合間に行うことで、こりの悪化を防ぐことができます。
高血圧とは? 心臓血管外科の解説
高血圧は、血液が血管を通る際に、血管の壁にかかる圧力が高くなっている状態を指します。正常な血圧は、成人で一般的に上が120mmHg未満、下が80mmHg未満とされていますが、高血圧の基準はこれを超える場合に該当します。
血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、心臓や腎臓、脳などの臓器に影響を与える可能性があります。特に、日本人に多いとされる高血圧は、放置すると心臓病や脳卒中など、命に関わる病気を引き起こすリスクがあります。
村上浩院長のプロフィール
イメディス専門医師
村上浩
心臓血管外科医学博士
1969年、東京都生まれ。
IMCクリニック院長
ジュニアユース(U-16)サッカー日本代表としてアジア予選でのプレー経験や高校選手権への出場経験を持つ。
日産自動車サッカー部に所属しながら聖マリアンナ医大にて医学を学び、1年後に医師の道を選んでサッカー界を引退。
心臓血管外科医として長年多くの手術を手掛ける。
2012年に共鳴医療に出会い、その奥深さと精度に感銘を受け
再度研究を始める。
2013年末にIMC Clinicを開業。
村上浩医師は、元心臓血管外科の専門医であり、救命救急も含めて、数多くの人々の命を助けて来ました。また多くの高血圧患者を治療してきた経験を持ちます。村上医師の専門分野は心臓血管手術であり、心臓や血管の病気に対する高度な知識を持っています。
村上医師は、高血圧がどのように全身の健康に影響を与えるか、そして首こりや肩こりが血圧に与える影響についても、深い知識を持っています。村上医師の見解によれば、筋肉の緊張が交感神経の働きを過度に活性化させることで、血圧が上がることが分かっており、これが高血圧の原因の一つとなる可能性があるとのことです。
高血圧の人のリスクとは?
高血圧を放置すると、さまざまなリスクが高まります。血管に常に高い圧力がかかることで、次のような深刻な健康問題を引き起こす可能性があります。
心臓病: 高血圧は心臓に負担をかけ、最終的には冠動脈疾患や心不全などの心疾患の原因になります。特に、血管が硬くなる動脈硬化を引き起こし、血流が悪化することで、心臓に必要な酸素や栄養が十分に供給されなくなります。
脳卒中: 高血圧の状態が続くと、脳の血管にも負担がかかり、脳出血や脳梗塞といった脳卒中を発症するリスクが高まります。特に日本人は、欧米諸国に比べて脳卒中の発症率が高いとされています。
腎臓病: 血圧が高い状態が続くと、腎臓に送られる血液の流れが悪くなり、慢性腎臓病(CKD)のリスクが増加します。腎臓は血液をろ過する役割を持つため、長期にわたり高血圧が続くと腎機能が低下し、最終的には透析が必要になる場合もあります。
高血圧は自覚症状が少ないため、長期間にわたって気づかれずに進行することがあります。しかし、体に負担がかかり続けることで、健康を損なう大きな要因となるため、早期の対策が非常に重要です。
高血圧から大病へ・・・実際にあった症例
実際に、高血圧が大きな病気へとつながった例を紹介します。ある患者さんは、長年にわたって首こりや肩こりを抱えていましたが、それが単なる筋肉の疲れやストレスによるものだと思い、放置していました。しかし、慢性的な首こりが続くにつれ、徐々に血圧が上昇し、最終的には狭心症を発症しました。
このケースでは、首や肩の緊張が交感神経を活性化させ、血圧が慢性的に高い状態が続いたため、心臓の血管に大きな負担がかかっていたのです。心臓の血管が狭くなることで、狭心症や心筋梗塞といった心臓病を引き起こし、緊急の治療を要する状況に陥りました。
この症例は、首や肩の筋肉のこりが血圧に与える影響の一例であり、早期の対応がいかに重要かを示しています。首こりや肩こりを軽視せず、定期的なケアと血圧の管理が不可欠です。
首こり・肩こりとの関連性
首こりや肩こりと高血圧の関連性については、複数の研究でそのメカニズムが解明されています。首や肩の筋肉が緊張することで、交感神経が過度に活性化し、これが血圧の上昇につながるというものです。
交感神経は、体がストレスを感じたときに活発になる自律神経の一部であり、筋肉が緊張すると心拍数や血圧を上げる役割を果たします。特に首や肩の筋肉が硬くなることで、神経が刺激されやすくなり、これが結果的に血管を収縮させて血圧を高めるのです。
また、首や肩の筋肉の緊張が血行不良を引き起こすことで、脳に十分な酸素が供給されず、体が「酸素不足」と判断して血圧を上昇させることも考えられます。このように、筋肉の状態と血圧には密接な関係があるため、首こりや肩こりを放置することは、血圧管理の観点からもリスクが高いと言えます。
【参考文献1】によると、筋肉の緊張を解消することが、高血圧の改善に寄与する可能性があると示されています。したがって、首こりや肩こりの治療を積極的に行うことで、血圧コントロールにも効果を期待できるでしょう。
どうすれば改善出来るのか?
首こりや肩こりが高血圧に関連している場合、これらの症状を改善することで血圧の管理にもつながります。以下は、首こりや肩こりを改善するための具体的な方法です。
姿勢の改善: 首や肩の負担を減らすためには、まず日常生活における姿勢を見直すことが重要です。特にデスクワーク中は、定期的に休憩を取り、首や肩の筋肉を緩めるストレッチを取り入れることが推奨されます。デスクの高さや椅子の位置を調整し、正しい姿勢を保つことで、筋肉への負担を軽減できます。
首こり・肩こり解消ストレッチをご参照ください。ストレッチの習慣化: 先述の「毎日続けられるこり解消運動」に加え、専門家が推奨するストレッチやマッサージを取り入れることで、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進できます。特に、筋肉の緊張が慢性化している場合には、定期的なストレッチが効果的です。
リラクゼーションとストレス管理: 精神的なストレスは、筋肉の緊張を悪化させ、血圧を上昇させる要因になります。ストレスを緩和するためには、リラクゼーション法(例えば深呼吸や瞑想)が役立ちます。また、十分な睡眠を確保することも、心身の回復に不可欠です。
整体で身体をゆるめる: IMCクリニック、並びにBRTサロンにいらっしゃる患者の方々のデータによると、首周り、肩周り、腰回りをゆるめる施術は、血圧を下げるのに一定の効果があるようです。(施術前後での患者の自主的な血圧のチェックの結果より)
脳や身体をゆるめることが、血圧に影響していることがわかります。
ストレッチの習慣化が必要なように、こちらも
これらの方法を日常生活に取り入れることで、首こりや肩こりを解消し、血圧の管理を行うことができます。特に姿勢改善や定期的なストレッチは、予防策としても効果的です。
参考文献
Luo, Jh., Zhang, Tm., Yang, Ll. et al. Association between relative muscle strength and hypertension in middle-aged and older Chinese adults. BMC Public Health 23, 2087 (2023). https://doi.org/10.1186/s12889-023-17007-6
Stevo Julius, Shawna Nesbitt, Sympathetic Overactivity in Hypertension: A Moving Target, American Journal of Hypertension, Volume 9, Issue S4, November 1996, Pages 113S–120S, https://doi.org/10.1016/0895-7061(96)00287-7
IMCクリニックで出来ること
IMCクリニックは、イメディスを使用した診療に特化したクリニックです。
イメディスに関しては、こちらを参照してください。
株式会社イメディスジャパン https://imedis.jp/
IMCクリニック https://imc-clinic.jp/
イメディスは、体調不良の原因を究明することが得意な医療です。
上記のように高血圧でお悩みの場合は、何が原因で慢性的な高血圧を引き起こしているのかをお調べします。
クリニックの臨床データを見ると、高血圧の方の大半の方が、慢性的なひどい首こり・肩こり患者であることがわかっています。
また、一般医療で見つけにくい原因として、血圧中枢である脳幹(延髄など)への疾患や炎症を発見することもあります。
原因を見つけ、根本治療をすることで、高血圧の対策を行うことができます。
BRTサロンで出来ること
BRTサロンは、IMCクリニックに併設する、イメディスオリジナルのリラクゼーションサロンです。
BRTサロン https://brt.jp/
BRTサロンでは、リラクゼーションを主とする「BRT整体」をご提供しております。
BRT整体は、首こりの解消と骨盤の調整をメインとして、体全体をほぐし緩めます。
首を含めて、体全体の血流が良くなるため、血圧を下げるのに効果があるようです。(施術後ある一定時間に限る)
BRT整体では、手技と同時に脳をゆるめる周波数トリートメントを行うことから、脳の中からのリラックスを期待できます。
様々な機能の中枢である脳を整えることで、血圧も整うと考えられます。
まとめ
首こりや肩こりは、単なる一時的な不快感や痛みにとどまらず、体全体の健康、特に高血圧に深く関連していることが明らかです。筋肉の緊張が交感神経の働きを活発にし、血圧を上昇させる要因となるため、首や肩のケアを怠ることは、長期的な健康リスクを高めることになります。
この記事で紹介したように、定期的なストレッチや姿勢改善、ストレス管理が、首こりや肩こりを解消し、血圧を安定させるのに役立ちます。また、IMCクリニックやBRTサロンのサポートを受けることで、これらの症状に対する総合的なケアを受けることができます。高血圧や首こり、肩こりでお悩みの方は、ぜひ専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
※ この記事はlabo.imedis.jpから移行されました。