【IMC症例】「異常なし」でも続く腹痛…子宮に潜む意外な感染症…

【IMC症例】「異常なし」でも続く腹痛…子宮に潜む意外な感染症…

MEDICAL SUPERVISOR / 医師監修
村上院長 (IMCクリニック)
IMCクリニック院長として統合医療・波動医療の臨床に従事。イメディスジャパン提携クリニックにて本記事の医療関連情報を監修しています。
※ 本記事は健康情報の提供を目的としており、医療行為・医療的診断を代替するものではありません。症状がある場合は医療機関にご相談ください。

【IMC症例】「異常なし」でも続く腹痛…子宮に潜む意外な感染症…

「体調が悪いのに、病院の検査では『異常ありません』と言われてしまった…」 「原因不明の症状は、気のせい、ストレスだと言われてしまい、どこに相談すればいいのか分からない…」

IMCクリニックには、そのような悩みを抱えた多くの患者様が来院されます。今回ご紹介するのも、長引く腹部の不調に悩まれていた40代の女性のケースです。


繰り返す腹部の痛みと違和感、原因不明のスタート

48歳の女性Aさん(仮名)は、今年の初めから下腹部や右腹部にかけて痛みと違和感に悩まされていました。特にお腹全体が張っているような感覚があり、本人は「腹水が溜まっているような感じ」と不安を募らせました。実際に妊娠しているかのようにお腹が出ていたそうです。


生活習慣としては、ベジタリアンであり、過去にインドへの渡航歴もありました。。初診時のイメディス検査では、カンジダ菌やサイトメガロウイルスの反応があり、これに対して対応を行い、一旦は改善が見られました。しかし、症状は数週間ごとに再発。日によって波がある状態が続き、ご本人は強い不安を感じておられました。



通常医療での精密検査——「異常なし」の判定

家族や周囲の勧めもあり、Aさんは念のため通常の医療機関で詳しい検査を受けることにしました。4月中旬、人間ドックを受診します。人間ドックでは以下のような精密検査を受けました。

  • 採血(血液検査)

  • MRI検査

  • 腫瘍マーカー検査

  • 腹部超音波検査(エコー)

  • 内視鏡検査(胃カメラ等)

  • 心電図検査

  • 胸部CT検査

  • 医師による触診・診察


このように考え得る限りの検査を受けましたが、その結果は「オールA判定」、つまり異常なしというものでした。

一安心…といきたいところですが、現実には痛みと違和感はその後も続いていたのです。日によって症状が出たり収まったりを繰り返し、原因不明のまま苦しい日々が続きました。通常医療の主治医からは「メンタルストレスが原因ではないか」と指摘されましたが、Aさん自身は納得がいかず、改めてIMCクリニックでのイメディス検査を希望されました。




イメディス検査で判明した原因は「寄生虫」

このイメディス検査の結果、まず子宮にごく軽度の炎症反応が検出されました。通常の人間ドックでは婦人科エコーやホルモン検査、腫瘍マーカー(CA125)でも異常がなかったため、子宮の炎症反応が出たことには驚きです。また同時に、寄生虫の一種「肝蛭(かんてつ)」に対する反応が陽性となりました。さらにお腹の腸間膜リンパ節にも反応が見られ、Aさんが感じていたお腹の張りはこの反応と関係している可能性が高いことが分かりました。




肝蛭(肝臓の寄生虫)とは?異所寄生の意外な例も

肝蛭(fasciola hepatica)とは文字通り肝臓に寄生する蛭(ヒル)で、主に牛や羊など草食動物の肝臓や胆管に寄生する吸虫です。人にも稀に感染し(肝蛭症と呼ばれます)、ヨーロッパやアジア・オセアニアなど世界的に報告がありますが、日本での症例は非常にまれです。人が感染する場合、その多くは生水や淡水に育つ野菜(例えばクレソンなど)を生で摂取することで経口感染します。幸い日本ではあまり一般的ではありませんが、海外渡航者や山菜を生で食べる習慣のある方は注意が必要です。

通常、肝蛭は体内で肝臓に入り込み胆管に住みつきます。しかしごく稀ながら、本来の場所(肝臓)以外に迷い込んでしまう「異所寄生」が報告されています


異所寄生の可能性と文献報告

肝蛭が子宮に寄生するというのは非常に稀なケースですが、医学的な報告も存在します。たとえば2020年に発表された下記の論文では、肝蛭が異所性に寄生した症例について詳細に報告されています:
論文によると、肝蛭の幼虫が肺や腸間膜のリンパ節、子宮、皮下組織などに留まってしまう例があるとのことです。このような異所寄生が起こると、寄生虫が本来想定されない部位で炎症を引き起こし、原因不明の痛みや不調をもたらすことがあります。

山中裕貴・竹内真実子「肝蛭症の1例」『肝臓』61巻11号,607-612頁(2020)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kanzo/61/11/61_607/_pdf/-char/ja


周波数トリートメント(治療)とその後の経過

通常の医療での確定診断はない状態(通常医療では便や胆汁中の虫卵検査や血清抗体検査で寄生虫感染を調べます)でしたが、症状と検査反応から肝蛭症の可能性が高いと考えイメディスの周波数トリートメントを始めました。


そして、7月初旬にイメディスで再検査を行ったところ、前回検出されていた肝蛭の反応がきれいに消失していました。
Aさん自身も「最近はお腹の膨らみや違和感がすっかり無くなった」と実感しており、体調はすっかり元通りに回復しました。長く続いた原因不明の痛みから解放され、本人はもちろん家族にとっても大きな安堵となりました。




まとめ:原因不明の症状、あきらめないでください

今回のケースは、通常医療の検査で「異常なし」とされても、症状には必ず何らかの原因がある、ということを示す象徴的な例です。そして、その原因は、全く予期せぬ場所に見つかることがあります。

すべての不調がイメディスにて解決するとは限りませんが、「検査で異常なし」と言われても、本人が感じる不調が続く場合は決して軽視しないでください

IMCクリニックでは、患者様との対話を何よりも大切にし、症状の根本原因を諦めずに探求していきます。

通常医療とイメディスを上手に組み合わせることで、見落とされていた真の原因が発見できるかもしれません。

原因不明の症状に長年お悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。本当の原因を見つけ、健康な毎日を取り戻しましょう。

※ この記事はlabo.imedis.jpから移行されました。

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